
こんにちは!うさこです!



突然ですが、世界遺産について
あなたはどのくらい知っていますか?
仕事にプラスになれば良いなと思い勉強し始めた世界遺産検定。
2018年の頃に3級を取得しました♩


「世界遺産」って言葉だけで何となく知ったような気でいましたが、勉強していくにつれてその複雑さや深さに圧倒されました。



世界遺産が何の為に存在して、どういう流れで決まっているか知っていますか?
現在、世界には1112件の世界遺産があり、
その中で日本は23件(文化遺産 19件 自然遺産4件)存在しています。



今回は世界遺産について少しみてみましょう!
なぜ世界遺産があるのか?


なぜ世界遺産があるのか、考えたことはありますか???
普段生活していて、あまり深く考えることはないと思います。
世界遺産は、世界中で長い間、守り伝えられてきた文化財や自然を後世に伝えてゆくため。
そして、この人類の地球の歴史を受け継いでゆくための手段の一つ です。
世界遺産は世界の多様性のシンボルを通して、さまざまな文化や歴史・自然の豊かさの一端を知ることができます。
世界遺産は3つに分類されている


- 世界遺産は文化遺産・自然遺産・複合遺産の3種類に分けられています。
歴史的な背景や文化的な価値をもつ遺跡や記念物、建造物群が選ばれる
地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地などが選ばれる
文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているものが選ばれる
他にも国際的な対応の優先度の高い「危機にさらされている」危機遺産や、2か国以上で保有する「国境を越える資産」、非公式な分類の「負の世界遺産」などがあります。
世界遺産はどのように決まるのか?


1972年から登録がはじまり、現在、世界には1112件の世界遺産があります。
そしてその数は毎年増え続けています。
世界中のさまざまな文化財や自然環境を「顕著な普遍的価値」を持つものとして、「世界遺産リスト」に記載されています。
また、世界遺産の大きな特徴は、文化遺産と自然遺産をひとつの条約の下で保護している点になります。



”顕著な普遍的価値”ってどういうこと?



人類全体にとって、現在だけではなく将来の世代にも共通した重要性をもつとされる価値のことを、顕著な普遍的価値というらしいよ!
世界遺産が決まる流れ


世界遺産一覧表に記載するかどうかは、21か国の委員国で構成される「世界遺産委員会」で決定されます!
そして、リストに記載されるためにはいくつかの条件があります。













そして、専門機関からの報告書をもとに世界遺産リストに登録するかどうかを決定します。
世界遺産委員会は、新規に世界遺産に登録される物件や拡大物件、「危機にさらされている世界遺産」(危機遺産)などの登録および削除。
世界遺産(文化庁)
また、登録された遺産のモニタリングや技術支援、審議、決定を行っています。
世界遺産リストから抹消される可能性も


適切な保護活動が行われていないなど、世界遺産としての「顕著な普遍的価値」が失われたと判断された場合には、世界遺産リストから抹消されることもあります。
実際に、2007年には「アラビアオリックス保護区」が初めて抹消された物件となりました。
他にも2009年には「ドレスデン・エルベ渓谷」も。



今後も抹消される世界遺産が出てくるかもしれないですね。
世界遺産について


今回、世界遺産とは何なのか?どうやって決まっていくのか?を簡単に紹介しました。
何となく知ったような気でいた世界遺産ですが、
年に1回(原則)の世界遺産委員会で決定していることや2020年9月時点で、日本には文化遺産19、自然遺産4の合計23件もの世界遺産が日本に存在していることをどこまでの方が知っているのでしょうか??
今年の世界遺産委員会は6~7月の開催となっています!



日本の新たな世界遺産はどこが登録されるか楽しみですね♩
最後までご覧いただきありがとうございました!♡



それでは、また!